〜天使になったパウくん〜
2020年04月18日
〜天使になったパウくん〜
岡崎市より引き出した老犬パグの「パウくん」
飼い主だったおばあさんが亡くなったため息子(娘)家族が保健所へ持ち込んで来ました。
一緒に住んでいないとの事でしたが年齢、性格、病歴、パウの事を何も知りませんでした。
センターでは高齢とひどい貧血だったため団体譲渡も出来ず殺処分と言われました。
うちは看取りの子が何頭もいる!
性格はバツグンで人も好き、何よりこの子は生きようとしている❗️自力で立てるしまだまだ絶対に生きる!!
この子でも里親になってくれる人はいる
何度も交渉しました。
とは言え、当会はシェルターも無い小さな小さな田舎の団体…我が家には何頭もの看取りの保護っ子がいる為センターからは中々許可が出ず
そんな中、1人のメンバーさんから
看取りでもいいよ
ちえさん放っておけないんでしょ
私達家族でよければ力になる
そんな温かい言葉を貰いました。
現段階では他の預かりの子がいたため(トライアルが決まってました)その子を送り届けたらパグを預かると言ってくれました
センターにその事を告げ、それまでは絶対に殺さないと約束をしてもらい
老犬パグは「パウ」となりました。
それから2ヶ月
パウは幸せでした。
温かいコタツでお昼寝をし、手作りご飯に、常に側に寄り添ってくれる家族がいました。夜もひとりぼっちではありません。
センターでは2.3日に1度貧血で倒れると言われていましたが、1度も倒れることはありませんでした。
それほど毎日が楽しかったのでしょう
みんなとお別れがしたくなかったのでしょう
でも、お別れの日が来てしまいました。
下痢と熱が出てしまい、立てなくなりました。
流動食も大好きだったちゅ〜るも段々と取れなくなり
3月29日 21時25分
深い深い眠りにつきました
もうパウの最後がきていると覚悟をした時、預かりさんが本当の家族になってくれました。
パウに戸籍が出来ました!
保護犬では無く家庭犬として虹の橋に行けたこと、感謝のしようがありません。
預かり家族さん本当に本当にありがとうございました。
沢山の花とメンバーに包まれて愛犬パウは虹の橋に旅立ちました
私たちはまだそっちに行けないけど、待っててね!
お空で思う存分走ってね
これからも見守っててね
パウ、出逢ってくれてありがとう
これからもずっと大好きだよ❤️
応援をしていただいたフォロワーさん、ご支援者さん、パウを心配していただいた皆様ありがとうございました🙇🏻♀️